私たちは、患者様の抱える障がいの部分だけでなく, 社会・家庭・職業または人との関わりによって構成される『生活』も大切に考え、身辺動作の再獲得から趣味や仕事の再開など高次の生活場面まで広い内容を想定し、在宅・社会復帰への支援をいたします。
清潔なドライタイプの厨房を採用している当院の栄養科の特徴は、3棟に分かれた病棟に各々の厨房が設けられていることです。一所で一度にたくさんのお料理ををつくる内容とは異なり、各棟の食堂と隣接した厨房にて家庭的で温かみのあるできたてのお食事が提供できます。
少しでも患者様に、お食事を自発的に楽しんでいただこうと、平日の昼食時には和え物などを2種類作り、患者様にお好きな方を選んでいただくセレクト食を実施しています。
さらに月に一度バイキングを実施し、患者様とスタッフが一緒に楽しめるイベントを開催しています。
患者さま1人ひとりに合った個人対応食を心がけ、カンファレンスにも出席し、他職種との連携を図りながら、病態の把握に努めています。
地域連携室には看護師2名、ソーシャルワーカー4名が在籍しており、入院相談、入院・外来患者様やご家族への援助、患者様に関わる様々な機関との連絡・調整などを行っています。
医療ソーシャルワーカーは、保健医療機関において、社会福祉の立場から患者様やご家族の方々の抱える経済的・心理的・社会的問題の解決、調整を援助し、社会復帰の促進を図る業務を行うスタッフです。
検査や治療目的のため、医師の指示にしたがって、エックス線やCTスキャナーなどの特殊技術から、診療や治療をサポートをしています。
※医師の指示により、MRIを用いた精査が必要な場合、その日のうちに関連機関の「内田脳神経外科」にて撮影が可能です。