大腸ファイバー(大腸内視鏡)とは、胃カメラと同様に屈曲自在なファイバースコープ(光ファイバーの先に接眼レンズをつけたもの)を肛門より挿入し、直腸から盲腸までの全大腸を調べる精密検査です。
検査に使う内視鏡の大きさは、人差し指くらいの太さ( 12ミリ前後)で、1.3メートルほどの長さです。
大腸ファイバー検査では、ポリープに代表される隆起性病変や腫瘍がないか、また下痢や血便といった症状の原因となる病気を確認できます。なかでも最も多いものが大腸がんで、20人に1人の確率でいらっしゃいます。身体のなかの様子は外部からはわかりません。
大腸がんは、早期に発見できればほぼ完治できる病気ですので、ご不安な方は早めの大腸ファイバー検査をおすすめします。